年が明けても値上げラッシュは止まりません。アイスやチョコ、スナック菓子などの値上げが発表され、“物価の優等生”たまごも鳥インフルエンザの影響で高騰しています。一方、ユニクロなどを展開するファーストリテイリングは、年収を最大4割引き上げると発表。大幅アップできるワケとは…

■今年も止まらない“値上げラッシュ” アイスクリームにスナック菓子も

年が明けても、値上げラッシュは止まりません。

明治は、アイスクリームなど114商品を3月1日以降、順次値上げすると発表。

「明治エッセル スーパーカップ 超バニラ」の希望小売価格は150円から160円(税別)に値上げされます。

さらに、ハウス食品は4月3日の発売分からスナック菓子6商品について、価格は変えず内容量を減らして販売。

「とんがりコーン」はおよそ1割、「オーザック」はおよそ2割減らします。原材料価格の高騰などが理由で、実質的な値上げとなります。

■「オムライスもきつい」「飲食店は冬」 たまごの価格が歴史的な高値

また、歴史的な高値となっているのが、物価の優等生と言われてきた「たまご」です。

ふわふわの半熟タマゴにデミグラスソース。50年以上続く老舗洋食店自慢のオムライスです。

店では1日におよそ100個のたまごを使いますが、仕入れ価格は去年よりも2割以上上昇

ほーむれすとらん わか 若林昭彦店主
「なかなか値上げもできず、泣いてます。もう飲食店は冬です」

スーパーの買い物客
「たまごが200円を超えると、やっぱり、高いなと思います」