荒茶生産量2年連続日本一の鹿児島。今年の県産一番茶の取引価格が去年のおよそ2倍だったことが分かりました。

県産のお茶を取り引きする県茶市場。その市場を運営するJA鹿児島県経済連によりますと、今年の一番茶は4月6日から先月末までに3821トンが取り引きされました。

このうち、煎茶が中心の「本茶」は1キロあたりの平均価格が5228円で、去年の2564円から2倍以上となりました。記録が残る1975年以降で最も高い取り引き額です。

ペットボトルなどのドリンク向けの「番茶」や粉茶などに使われる「出物」もそれぞれ平均価格が2000円を超え、去年に比べ2倍以上に高騰。

また、抹茶の原料となる「てん茶」は、平均価格1万3910円で去年の6013円から2.3倍に上昇しました。

価格高騰の要因についてJA県経済連茶事業部は「世界的な抹茶人気で需要が伸びていることや、煎茶からてん茶に変更する農家が増え、煎茶の生産量が不足したことが価格を押し上げている」などと分析しています。