2022年5月から日本航空と酒蔵の女性社員らがタッグを組んで日本酒造りを行っています。11日は仕込み作業が行われ、酒造りの佳境を迎えています。


キャップを被り、白衣姿の女性たち。日本航空の客室乗務員ら女性社員10人です。

空の仕事ではなく、弥彦村の弥彦酒造で日本酒の仕込み作業にあたりました。

この日本酒造りプロジェクトは新潟酒販と弥彦酒造が、女性の飲酒機会の増加と社会進出を目的に立ち上げたもので、ここに日本航空も参加。

2022年5月に酒米の田植えを行い、稲刈りも女性社員たちの手で行ってきました。

「ちょーあつい」

11日の仕込みは50度近くに蒸し上がった米を冷やし、ほぐしながら麹菌を植えこむ工程。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも真剣に取り組んでいました。


【日本航空 東北支社新潟支店 筒井玲子 支店長】
「きょう、このような形で初めてお酒造りに携わらせていただいたんですけれども、『おいしくなーれ』と思いを込めておコメに触らせていただきました」

またきょうはボトルデザインもお披露目。「そらのなでしこ」と名づけられ空のブルーと、なでしこのピンクをイメージしています。

仕込んだ酒米は時間をかけて発酵させ2月に日本酒となる予定で、4月1日に空港や県内外の百貨店、スーパーなどで発売予定です。