組織やチームで重要な意思決定を行うとき、メンバー一人ひとりが自分の利得や価値観にとらわれず、俯瞰的な視点から議論に関わることが求められます。

しかし、それが容易でないことは、誰もが会議の場で実感したことがあるでしょう。「自分の意見を通したい」「相手の主張が気に食わない」――そうした感情が議論をこじらせ、合意形成を遠ざけます。

では、文字どおり「一歩引いて見る」ことができたなら、議論はどう変わるのでしょう。

早稲田大学・東京都市大学・TIS株式会社・岡山理科大学・芝浦工業大学の研究グループが、バーチャル空間(VR)を活用してその問いに実験的に答えました。