110番の正しい利用の仕方を学んでもらおうと、愛媛県伊予市の小学校で11日、特別授業が行われました。

伊予市立南山崎小学校で開かれた110番教室には、児童や教職員などおよそ110人が参加し、6年生の中村普さんが一日警察署長に任命されました。

クイズ形式で110番の正しい利用方法などを学んだあと、校庭に移動した児童たちが挑戦したのは…

【出動要請】
一日警察署長・中村さん「南山崎小学校周辺の警戒に出動せよ、どうぞ!」
県警「航空隊了解!」

みんなで人文字を作り、航空隊のヘリによる撮影です。

作った文字は110番。
間隔などを調整し、見事人文字の110番が完成です。

県内では去年1年間におよそ8万4700件の110番通報が寄せられ、そのうちおよそ2割がいたずらや間違い電話だったということです。

児童
「知らないこともみんなでたくさん知れたから、いいと思う」
「いたずら電話とかがあったら本当の事件とかがあったときにわからなかったりするので、大変だなと思いました」