愛媛県内で去年1年間に交通事故で亡くなった人は、統計開始以降、2番目に少なくなった一方、横断歩道での死亡事故が増えたことがわかりました。

県警によりますと、去年1年間に県内で交通事故で亡くなった人は44人と、1947年の統計開始以降、2番目に少なくなりました。

亡くなった44人のうち、65歳以上の高齢者は31人で、全体のおよそ7割を占めています。

一方、横断歩道での事故で亡くなった人は前の年よりも3人増え6人となりました。

県警では引き続き「大人も手をあげよう運動」など、横断歩道での歩行者の保護対策を強化していくほか、今年4月にヘルメット着用が努力義務化される自転車を利用する人のマナーの向上にも力を入れる方針です。