訴え続けるアイヌ民族「これは差別している側の問題」

パネル展の9日後、秋元市長は札幌市として具体的な対策を検討する考えを示した。

札幌市 秋元市長
「ガイドライン・判断基準を示してほしいと国に対して求めてきたが、札幌市としても検討を続けなければいけない」

山下さんたちは、展示は人権侵害とし、札幌市に対策を求める署名約1万6700筆を提出した。

アイヌ民族 山下さん
「私たちの後ろには『頑張って』という思いの人がたくさんいることを力に、こうやって頑張っている」

5月1日、山下さんはアイヌへのヘイトに反対する人たちに呼びかけ、札幌で開かれたメーデーに参加した。

アイヌ民族 山下さん
「ヘイトが許されるようなことになっている。それに対して、市民にアピールすることも一つの手段」

山下さんは、差別を許さないという声が、少しずつでも広がっていくことに希望を託している。

アイヌ民族 山下さん
「いくら頑張ってもアイヌという言葉で、相手をおとしいれるような武器に使う人もいるの。それがアイヌヘイトの問題。頑張るのは当然だけど、そうじゃない。これはアイヌの問題じゃない。差別している側の問題でしょう」