2日夜から3日未明にかけて高知県沖を通過した台風6号の影響で、高知県内は各地で大雨となりました。一夜明けて冠水や倒木などの被害が確認されていますが、これまでにけが人はいません。

台風6号の接近に伴い、県内各地で大雨となりました。降り始めからの雨量は四万十町窪川で450.5ミリ、津野町船戸で436.5ミリ、馬路村魚梁瀬で417.5ミリなどと、県内5か所で6月の観測史上最大に。

また、高知市ではこちらも6月の観測史上最大となる31メートルの最大瞬間風速を観測しました。
(遠藤弥宙アナウンサー)
「清流と言われる四万十川ですが、きょうは濁流が流れています。四万十川にかかる橋を見てください、かなり大きな流木、竹が流れ着いています。ここまで水が流れていたことがわかります」

四万十町では全国で初めて新しい防災気象情報の「レベル4・大雨危険警報」が発表され、一時、避難指示も出されました。
(地元の住民)
「すごい雨やった、風もえらかったし長い時間降った。まぁ水が出ちゅうと思うて、なかなかがいなこと降ったと思うて。仕事に行くのに通る人が多いき、のけちょっちゃろうと」

倒木で道が塞がれたところもあります。
(近くの神社の宮司 岩﨑清海さん)
「ここの神社の宮司になって30年たつが、一度も災害らしい災害はなく今回初めて。ショックですよ。人的な被害がなかったことが幸いと思って、行政と一緒に撤去して復旧に向けて努力したい」

こちらの町営のキャンプ場では午前0時ごろからの2時間ほどでトイレやシャワー室、倉庫などが床上85センチ浸水。再開のめどは立っていません。

(ふるさと交流センター 管理人 佐藤友哉さん)
「静かに水が増えていく感じで、雨足はだんだん弱くなっていたんですけど、上流の窪川の方で結構雨が降っているということだったので、本当にあっという間に水が増えて怖いなという感じがした」
浸水被害は四万十市でも…。
(坂根優菜記者)
「住宅が並ぶ通りですが私のくるぶしくらいでしょうか水が浸かっています。住人は通りに出ていくのに困難を要しそうです」

(住民)
「外出ができないので困りますけど。そういう地区なので受け入れて、仕方ない」
農業にも被害が出ています。
四万十町のショウガ畑では芽が出てきたばかりのショウガが水につかり、収穫量は予定していた半分ほどになりそうだということです。

(ショウガ生産者 小原和彦さん)
「稲作からショウガに転用したばかりで、1年目は作業的に大変な中、従業員みんなで頑張って1年目成功させようと向かっていた矢先なのでショックはすごく大きい」

そして土佐清水市では、建設会社の倉庫が倒壊して中に停めていた軽トラックが下敷きになり、現場では撤去作業が行われていました。
(森田組 森田健人さん)
「雨が強いのはわかっていたんですけど、風はそんなに吹かないだろうと思っていて。まさかここまで、こんな風になるとは思っていなかった」

県によりますと県内のこれまでの住宅被害は、一部破損が2棟、床下浸水が6棟でけが人はいません。
今回の大雨で、まだ地盤が緩んでいるところが多くあるほか、河川の増水はしばらく続く見込みです。














