今週末に迫った大学入学共通テスト。ここ数年、SNS上では、試験に遅刻できない受験生の弱みに付け込み、痴漢行為をあおるような書き込みが相次いでいて、警視庁が警戒を強めています。
けさ、東京・新宿に集まった警察官らは痴漢の撲滅を訴えました。この時期、痴漢の標的になるおそれがあるのが受験生です。
学生防犯ボランティア
「受験生が被害者になることは絶対に許せない」
ツイッターの書き込みでは「共通テスト当日は痴漢チャンスデー」などと書かれています。今週末に行われる大学入学共通テストの当日、受験生が遅刻を恐れ、被害を訴えづらいという弱みに付け込んで痴漢を促す、悪質な内容です。毎年、この時期になると、こうした書き込みが増えるといいます。
警視庁 生活総務課 総崎由希課長
「(受験生の)不安があると思うので、寄り添って対応したい」
警視庁はきょうから、痴漢被害が多い朝の時間帯を中心に、駅や電車内で警戒を強化しています。
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