松山市が愛媛県と連携して実施している消費喚起策のキャンペーンで、飲食店がポイントを不正取得していた問題を受け、野志市長は他に不正がないか調査する方針を示しました。

松山市・野志克仁市長
「非常に残念。今後も不審な事案があれば、しっかりと調査をして厳正に対処していきたい」

この問題は、松山市が県と連携して去年9月から実施している「まつやまプレミアムお買い物キャンペーン」で、参加している飲食店1店舗が架空の取り引きでキャッシュレス決済を行い、およそ35万円分のポイントを不正に取得していたことが明らかになったものです。

松山市・野志克仁市長
「真面目に一生懸命頑張っている飲食店も同じように見られる恐れがある。食店全体への影響を心配している」

松山市によりますと、過去2回行われた同様のキャンペーンでも売り上げが不自然な店が確認されていて、他にも不正がないか調査しているということです。