台風6号の通過に伴い、川の氾濫発生情報が発表された和歌山県や徳島県では、流域などの住民に対する避難情報「レベル5緊急安全確保」を出していましたが、3日午前9時までに解除されました。

徳島県阿南市は、桑野川に「レベル5氾濫発生情報」が出て、氾濫による浸水の危険性が高まったとして、長生(無提地区)の31世帯63人に「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令していましたが、水位が低下し災害の可能性が低くなったとして、3日午前7時20分に解除しました。

和歌山県古座川町は、古座川に「レベル5氾濫特別警報」が出たことから、高池区の356世帯685人、池野山区の146世帯299人、月野瀬区の52世帯103人など計862世帯1672人に「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令していましたが、3日午前8時50分に解除しました。

和歌山県串本町は、災害の危険性がさらに高くなったとして、古座川流域グループの755世帯1149人に「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令していましたが、水位が低下し災害の可能性が低くなったとして3日午前8時55分に解除しました。

「緊急安全確保」は警戒レベルのうち、危険度が最も高い「警戒レベル5」で、すでに水害や土砂災害が発生しているか、災害の発生が差し迫っている状況とされます。

そのため、発令後に市町村が定めた避難場所などを目指して「立ち退き避難」することは、かえって危険が増すおそれもあります。

自宅の中や、そばにある鉄筋コンクリートでできた背が高く、大きくて頑丈そうな建物の少しでも高い場所に移動するなど、命を守るための最善の行動をとるよう、呼びかけられています。