アメリカ軍空母艦載機の岩国移転に伴う地域振興策の一つとして国に求めてきた航空博物館の誘致について、山口県岩国市の福田良彦市長は断念することを明らかにしました。
海上自衛隊岩国航空基地には世界で唯一、救難飛行艇US2が配備されています。その特徴を生かして市や商工会議所などはUS2の前身、US1Aの展示を想定した航空博物館「飛行艇ミュージアム」の誘致を国に求めてきました。
空母艦載機の移転を受け入れたときの地域振興策としての要望でしたが、防衛省は「多額の予算が必要で整備は困難」と、市に新設しない方針を伝えてきました。
福田良彦・岩国市長
「国からのファイナルアンサーがあったわけでありますので、実現可能性はほぼ皆無であると考えることから、今後市として飛行艇ミュージアムの誘致活動は行わないということを決定したところであります」
市は政策戦略会議で方針を話し合い、単独での整備も難しいとの結論に至ったということです。
防衛省からはUS1Aの部品の一部を市の施設に展示する提案もあり、市は海上自衛隊と調整を進めることにしています。














