新潟県上越市に住む70代女性が、孫を騙る男らに現金400万円をだまし取られる特殊詐欺の被害にあっていたことが分かりました。
きっかけは「おたふくかぜにかかって声の調子が悪い」という1本の電話からでした。

警察によりますと、5月15日ごろ、女性の自宅電話に孫を騙る男から電話がありました。男は「おたふくかぜにかかって声の調子が悪い」などと前置きし、「投資で1100万円もうけたが、税金を納めていなかったことで、国税庁から未納金分の税金を納めるように通知が来た」と話したということです。

さらに「後で弁護士から連絡がいく」などと言われ、女性のもとには弁護士を騙る男から電話があり、「未納額は400万円です。お孫さんの代わりにすぐに払えますか」と言われ、女性は支払う旨を返答したということです。

その後、弁護士を騙る男に東京都内の住所を指定され、現金を段ボールに入れて宅配便で送るよう指示されたということで、女性は言われるがまま現金400万円を送りだまし取られました。帰省した孫に話をして、詐欺の被害に気付き、警察に届け出たということです。

新潟県内では、息子や孫を騙り「おたふくかぜにかかって声の調子が悪い」などと言い、現金をだまし取ろうとする不審な電話が相次いでいるということで、警察は注意を呼びかけるとともに、現金を宅配便などで送れという指示は詐欺を疑ってほしいと呼びかけています。