職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、仙台市太白区袋原に住む33歳の暴力団幹部の男と、仙台市太白区上野山1丁目に住む33歳の自営業の男です。

警察によりますと、2人はおととし6月から9月にかけて、SNSで仕事を探していた神奈川県内に住む20代の男性に対し、「騙しの電話をかけてお金を取る仕事」などと言って、海外に拠点がある特殊詐欺グループのかけ子の仕事を紹介した疑いが持たれています。2人は、特殊詐欺の実行役を探すリクルーターと、特殊詐欺グループの間を取り持つ仲介役を担っていたとみられ、別の事件の捜査で今回の犯行が明らかになりました。警察は捜査に支障が出るとして、2人の認否を明かしていません。かけ子の仕事を紹介された20代の男性は、一度海外へ渡航しましたが、渡航先や仕事内容が当初説明されていたものと異なっていたため、日本に帰国したということです。警察は、暴力団と特殊詐欺グループの関係性や資金の流れについて実態解明を急いでいます。