短時間で大雨が降ったり長雨になったりすると道路が冠水することがあります。JAF、日本自動車連盟は、冠水した道路を車で走行すると止まってしまい脱出できなくなる恐れもあるとして注意を呼びかけています。(2024年7月9日放送)

冠水道路での走行実験

JAFが行った冠水した道路の走行実験です。
水深は60センチ、車は慎重に進んでいきますが…。30メートルほど進むと止まってしまいました。マフラーなどからエンジンへ水が入り込むことが原因です。

この実験ではドアを開けることが出来ましたが、最悪の場合、車内に閉じ込められることもあるといいます。JAF宮城支部の三部司さんは、冠水した道路を無理に走行するのは危険だと指摘します。

JAF宮城支部 三部司さん

JAF宮城支部 三部司さん:
「車種にもよりますが、バンパーの下くらいに水がきてしまうとエンジンが止まってしまう可能性がある。(水圧で)最悪、ドアが開かなくなる。また、水に浸かってしまうと、電装品がトラブルを起こし、窓などが開かなくなってしまう」