台風6号は2日夜にかけて、奄美地方から九州南部にかなり接近して進む見込みです。3日には西日本から東日本の太平洋側にかなり接近するおそれがあります。西日本では2日から3日にかけて、東日本太平洋側では3日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴う高波に厳重に警戒し、暴風に警戒してください。九州南部と四国地方では3日にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。(2日午前11時14分、気象庁発表)

気象概況

台風6号は、2日午前10時には屋久島の西南西にあって、1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルです。

台風は、進路を次第に東よりに変えながら、2日夜にかけて奄美地方から九州南部にかなり接近して進む見込みです。3日には本州の南岸を東北東へ進み、西日本から東日本の太平洋側にかなり接近するおそれがあります。

また、前線が九州、四国を通って日本の南にのびており、台風の北東側を東進する見込みです。

台風本体と前線の影響で、断続的に猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、西日本と東日本太平洋側や東北太平洋側の南から南東に開けた山沿いを中心に、総降水量が多くなる見込みです。

発達した雨雲が中心から離れた北側や東側にあることから、台風の中心から離れていても雨が強まり、また、中心付近以外でも風が非常に強く吹くおそれがあります。

風の予想

奄美地方、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、非常に強い風が吹く見込みです。

2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  東海地方      20メートル(30メートル)
  近畿地方      25メートル(35メートル)
  中国地方      20メートル(30メートル)
  四国地方      25メートル(35メートル)
  九州北部地方    23メートル(35メートル)
  九州南部・奄美地方 25メートル(35メートル)

3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  東海地方      25メートル(35メートル)
  近畿地方      25メートル(35メートル)
  中国地方      20メートル(30メートル)
  四国地方      25メートル(35メートル)
  東北地方      20メートル(30メートル)
  関東甲信地方    25メートル(35メートル)

波の予想

奄美地方、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、うねりを伴って波が高くなり、猛烈なしけとなる見込みです。

2日に予想される波の高さ
  東海地方      5メートル うねりを伴う
  近畿地方      6メートル うねりを伴う
  四国地方      8メートル うねりを伴う
  九州北部地方    6メートル うねりを伴う
  九州南部・奄美地方 9メートル うねりを伴う
  沖縄地方      6メートル うねりを伴う

3日に予想される波の高さ
  東海地方      8メートル うねりを伴う
  近畿地方      8メートル うねりを伴う
  四国地方      8メートル うねりを伴う
  九州北部地方    5メートル うねりを伴う
  九州南部・奄美地方 5メートル うねりを伴う
  東北地方      6メートル うねりを伴う
  関東甲信地方    9メートル うねりを伴う

雨の予想

西日本や東日本太平洋側では、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

2日正午から3日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東甲信地方    300ミリ
  東海地方      350ミリ
  近畿地方      350ミリ
  四国地方      250ミリ
  九州北部地方    200ミリ
  九州南部・奄美地方 180ミリ

その後、3日12時から4日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東甲信地方    150ミリ
  東北地方      100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

防災事項

奄美地方では2日は、西日本太平洋側では2日から3日にかけて、東日本太平洋側では3日は、暴風に警戒し、うねりを伴う高波に厳重に警戒してください。沖縄地方では2日は、うねりを伴う高波に警戒してください。東北太平洋側では3日から4日にかけて、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。

西日本では2日から3日にかけて、東日本では3日は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。東北太平洋側では3日から4日にかけて注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

九州北部地方では2日は、海岸や河口付近の低地での高潮による浸水や冠水に注意・警戒してください。