北海道旭川市で女子高校生を橋から落下させ殺害した罪などに問われている女の裁判員裁判で、女は女子高校生を欄干に座らせたとき、「本気で死ぬ気はないと思っていた」と述べました。
内田被告
「女子高校生の態度にイライラしていた」
終始しっかりとした口調だった内田梨瑚被告(23)。おととし4月、当時17歳の女子高校生を監禁して服を脱がせて撮影し、旭川市郊外の神居大橋から川に落下させて殺害した罪に問われています。
内田被告側は監禁したことは認めるものの、殺人などについては争う姿勢です。
きょうは被告人質問が行われ、内田被告は額の汗を拭いてから傍聴席のほうへ深く頭を下げ、証言台に向かいました。
事件の発端は、女子高校生が内田被告の画像を無断でSNSに投稿したことで、内田被告は削除を確認しようと直接会ったと主張しました。
内田被告
「『すみません』と言っていました。大きな態度でした」
このあと、内田被告は共謀者らと女子高校生を監禁、暴行して神居大橋へ向かい、服を脱ぐよう指示しました。
弁護人
「(女子高校生を)欄干の上に乗せた理由は」
内田被告
「暴言・暴力を振るわれて死にたいと言うので、ほかの方法を考えてほしいと」
弁護人
「本当に『死ね』と」
内田被告
「違います!死にたいと言っているのが本心かどうか確かめるために何回も何回も言いました」
その後は現金4000円などを残してその場を離れたとしています。
一方、共謀した女は証人尋問で、女子高校生に対し2人で「死ねや」などと繰り返し、欄干の外に立った女子高校生を内田被告が両手で押したと証言しています。
検察は、橋から突き落とすなどの直接的な行為がなくても、被告の発言や暴行など一連の行為が殺人にあたると主張しています。
被告人質問は来月3日と4日にも行われます。
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