小学校でいじめの重大事態として認知したのは、保護者の訴えから10か月たってからでした。
(被害児童の母親)「きっちりやっといてくれと。ただそれだけです」
大阪府枚方市立の小学校に通っている児童の保護者によりますと、おととし3月、小学3年生だった男子児童がクラスメイトから下校時に使う旗で殴られるなどして歯の神経が壊死するなどのけがをしました。
児童はその後、適応障害を発症し一時、不登校になりました。
保護者は発生直後から学校側に聞き取り調査を依頼していましたが、学校がいじめの重大事態として認知したのは児童が不登校になった後で被害を訴えてから10か月が過ぎた去年1月だったといいます。
(被害児童の母親)「学校に行かなくなるちょっと前やったかな、YouTubeとかで自殺についてとか調べ始めて。加害者に指導もされず謝罪もなくということなので、そこが納得いかなくて。本来学校はその事実を知ったらその時点で即対応をしてくれるものやと思っているので」
枚方市は29日、この事案について第三者委員会がいじめかどうかを調査する方針を明らかにしましたが、保護者の訴えからいじめの重大事態と認知するまでなぜ10か月かかったかについて明確な説明はなく、母親は不信感をぬぐえません。
(被害児童の母親)「前進はしたんですけど、なんでこの急展開があったのかもわからず、その説明もされずなので、今もやもやしています」
市は、速やかに調査を進めたいとしています。
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