去年、プロ2年目にして世界王者となった、女子プロボクシングの晝田瑞希選手です。プロ転向後「無敗」の女王に、新たな1年の抱負を聞きました。

■髪をピンクにした理由「“晝田”という名前が難しいから...」ちなみに、読めますか?

(晝田瑞希選手)
「これが、WBOのチャンピオンベルトです。」


ー世界の、ということですね?

(晝田選手)
「はい、そうです。」

「ピンクのベルト」が、これほど似合う人がいるでしょうか?

(晝田瑞希選手)
「名前の漢字がすごく難しいので、『晝田(ひるた)』という漢字が。名前を覚えていなくてもわかる特徴があればいいなと思って」

「ピンクは『愛情』とか『ハッピーな言葉』を連想できる色かなと思っていて。岡山出身なので、桃の色もピンクなので。。。いろいろトータルで『ピンクがいいんじゃないかな』という」

「頭からつま先から、爪の先まで『100点満点』で挑む、というのが自分のポリシーというか。」

■「自分の勝ちを確信した瞬間に泣いちゃって」

(♪入場曲)「ムーンライト伝説」

(試合の音)
「晝田~~~瑞希~~~!」

プロ転向2年目で掴み取った栄冠。

(晝田瑞希選手)
「1年間で3試合やらせてもらったんですけど、すごいスピード感で。日本全国から応援してくれるファンの方がいつも支えてくださって、何とか乗り越えることができて、世界チャンピオンになることができてすごく幸せな1年だったなと」

王座決定戦・10ラウンドを終えて、こみあげてきたのは「感謝の気持ち」でした。

(晝田瑞希選手)
「みんなへの感謝の気持ちがあふれ出て、手を上げられる前に泣いちゃって。自分の勝ちを確信した瞬間に」

(試合の音声)
「新チャンピオン、晝田~~瑞希~~!」

■晝田選手の “拳” を体験「パンチが速い。圧がすごい」

世界を制した晝田選手の拳を、私(坂井亮太キャスター・元高校球児 ポジション:キャッチャー)も体験しました。

(坂井亮太キャスター)
「は、速い…。圧がすごい、パンチの。腹もきましたね。」

(晝田瑞希選手)
「『ウッ』って…。パンチ打ってないけど(笑)」