「大阪維新の会」の大阪府議会議員団は27日、府議会の議員定数について、現在の79議席から6議席減らして73議席にする案を取りまとめました。

6月の府議会に議案を提出し、可決させる方針です。

■“日本一スリムな議会”目指し

維新の会の大阪府議団は、府議会の定数を削減することで議員1人あたりの人口を増やし、“日本一スリムな議会”にすることを公約に掲げています。

維新の府議団は、有権者数の少ない選挙区の定数が、有権者数の多い選挙区の定数を上回っている「逆転現象」の解消を目指し、去年実施された国勢調査の速報値を参考に定数削減の案を検討。その結果、「6議席減」案に至ったということです。

府議団は27日夕方に開かれた総会で、この「定数6減」案を、団として了承しました。

〈定数削減が想定されている選挙区〉
大正区および西成区(2→1)
城東区(2→1)
豊中市(4→3)
枚方市(4→3)
茨木市(3→1)
大東市および四条畷市(2→1)

■6月議会で可決へ

維新府議団の和田賢治幹事長は、総会後に報道陣の取材に応じ、この「定数6減」案を、府議会の6月定例議会に提出する方針を示しました。

府議会は現在、維新が過半数を占めているため、「定数6減」案は議会最終日の6月16日の本会議で可決される見込みです。

議案が可決すれば、府議1人あたりの人口が東京都議会を上回り、”日本一スリムな議会”が実現するということです。

維新府議団・和田賢治幹事長(27日)
「これはわが党も、他の党の方においても厳しい数字になってくるというのは事実だと思いますので、丁寧に他党や他会派の方と議論してやっていきたい」

和田幹事長は、可決されれば、新定数を来年春の統一地方選から適用したいとしています。

大阪府議会の定数は、2015年の統一地方選で109から88に、2023年の統一地方選ではさらに79に削減されています。