命をつなぐ24時間のケアと、3歳になった息子の成長

事故から意識が戻らないまま、康至(こうし)くんは3歳になりました。意識は戻らなくても体は確実に成長しています。

田村康至くん(3)

喉に装着した人工呼吸器で命をつなぎながら、身長はおよそ30センチ伸びて90センチに。

体重も倍以上の17キロになり、すっかり幼児の体つきへと成長しました。

訪問サービスを活用しながらの在宅看護が家族の日常です。

(父・敦さん)
「今の状態で見ている時間が もう長くなってきたので、”康至(こうし)がこういうふうに考えているのかな”とか“思っているのかな”というのを、少しくみ取れるようになってきた気はする」

入浴は週に3回の大仕事です。

訪問看護師とヘルパーの3人がかりで、人工呼吸器などに気を配りながら、慎重に専用の湯船に入れます。

(父・敦さん)
「楽しそうにしてくれないと、お葬式みたいにされたら“いつもこんなんや”と思われる」

(訪問看護師)
「康ちゃんもいつもより力が入っている」