無名塾でたたき込まれた“役者の基礎”

転機となったのは、オーディション情報誌「De☆View」で見つけた、無名塾の劇団員募集という内容。「“授業料無料!?”と思って、仲代達矢さんに教えてもらえるならとオーディションを受けました」と笑う赤間さん。こうして飛び込んだ無名塾での日々は、想像以上に過酷でありながらも、役者としての基礎を徹底的にたたき込まれる時間だった。

「3か月稽古して120ステージやるんです。同じ芝居をそれだけやるので、やっぱり力はつきますよね。あの修行なしに自分がお芝居ができる気はしなかったですし、練習しないと人前に立てないという怖さもあって、“舞台をやらなきゃ”という気持ちが強かったです」。映画への憧れを抱きつつも、まずは舞台で経験を積むことに全力を注いだ。