暴行の様子を捉えた動画と音声

男子大学生の遺体が発見された事件現場(北海道江別市)【この記事の画像を見る】

これまでの裁判では、被害男性がスマートフォンで録音していた音声や、一部の被告が撮影していた動画が法廷で再生されました。

主犯格の男は「早く立てって」などと脅し、被害男性に暴行を加える音声が残されていて、被害男性が「これ以上やめてください」と言っても「立てねーのか」などと暴行を継続していました。

さらに、この男は被害男性を殴打した際に「血ついてるべや、弁償代払え、弁償すれよ!」と因縁をつけ、「どうすればいいの?金出せ全部」などと現金やカードを奪い取りました。

事件当時の現場(北海道江別市)【この記事の画像を見る】

また、一部の被告が撮影していた動画には、指紋が残らないように被害男性の衣服を脱がせ、主犯格の男が頭髪などにライターで火をつける様子が記録されていました。

その際、当時17歳の少年は、被害男性の背中にタバコの火を押し付けていました。

暴行を受けた長谷さんは腎臓の損傷などで血液の20〜30%を失血したことが明らかになり、金品を奪った後の暴行は、2時間に及ぶ長時間で執拗なものでした。

長谷さんは、外傷性くも膜下出血、硬膜下出血、腰椎の骨折などの重傷を負い、死因は外傷性ショックでした。

犯行後の『グループライン』

送検される主犯格の男(2024年)【この記事の画像を見る】

裁判では、被告人たちの『グループライン』が証拠提出され、犯行後のやりとりが明らかになりました。

その中で、主犯格の男は

・「お疲れ様、今日は楽しく終わったと思います」
・「俺が捕まっても誰の名前も出さない」

などと送信。

さらに、17歳の少年が「解散したとき生きていた」と被害男性のことについて送信。

主犯格の男は、
「コンクリートに(遺体が)ずれたんだ(笑)。草濡れていたから冷たかったんじゃない?コンクリートの方が温かかったんじゃない?笑笑笑」
と被害男性のことをあざ笑うような返信をしていました。

主犯格の男の裁判員裁判の初公判は、7月13日に予定されています。