■一方で「値上げは必要不可欠、安売りすべきではない」

一方で、鳥塚社長は「値上げは大井川鉄道にとって必要不可欠」と話します。

<大井川鉄道 鳥塚亮社長>
「井川線と沿線が持っている価値ですね。これを安売りするべきではないと思います。“宝物”だと。地域の皆さんも言ってくれています。“宝物”だったら安売りしないですよね?ということ

「きちっとした価値に見合った料金設定。今回は観光列車という形でお届けするということになりそうですが」

鳥塚社長が起死回生の一手として描くのは、井川線の“観光列車”としての再生です。

井川線を旅行商品として事前予約制で発売し、価格は区間にかかわらず、大人1人につき1乗車3500円に変更予定したい考えです。

5月現在の区間運賃は160円~1340円のため、全区間を乗車した場合は現在の約2.6倍となります。