「士気が高い」選手役キャストの熱演ぶり――競技シーンは2年かけてピックアップ
本作の大きな見どころの一つとなっているのが、選手役のキャストたちがラグ車で激しくぶつかり合う白熱した試合シーンだ。平野監督は、本作の映像に落とし込むために「実際の試合の過去映像をとにかく徹底的に見ました」と話す。
「面白い」と思ったプレーや、「そこからキャラクター同士の心情も描ける可能性があるかもしれない」といった視点で、2年ほどかけて一つ一つピックアップしていったという。
選び取っていったシーンは、そこから監修の峰島さんたちが実際の撮影に向けて肉付けしていくことに。選手役のキャストをどのように動かしていくのかなど、具体的なプランを立てる工程を挟み、映像に落とし込んでいる。
撮影現場では「今のレベルはできないかもしれない」という場面でも、選手役のキャストたちの士気が高く、「まずはやってみよう! ともなります」と笑顔を見せる。
ストーリーが“後半戦”へと向かう中、スタッフやキャストが一丸となり、チーム『GIFT』としての熱量も高まっている。
ドラマというエンターテインメントの枠を超え、緻密なリサーチにも基づいて描かれる本作。平野監督の真摯なまなざしが作品にさらなるリアリティーを与え、息を吹き込まれたキャストたちが躍動する――。共生社会のあり方にも、改めて目を向けていきたい。














