完全復旧まで7か月 アサヒ“反転攻撃”の一手は...?

システムを再構築するなどして、障害から完全復旧したのは攻撃を受けてから7か月経った4月のこと。

9年ぶりとなる麦芽100%の新ビールを発売しました。そこには、あるこだわりも。

アサヒビール ゴールド開発担当 松井茜人さん
「スーパードライとかに使われている酵母が保管されている場所です。30人くらいしか入れない貴重な場所」

松井さんも入ることができません。部屋の前を撮影するのも異例のこと。厳重に保管されているこの酵母が、再起をかけた新商品にも投入されたのです。

松井茜人さん
「(酵母は)核かな、コア。これなしでは語れない。その味わいは、当社にしかない強みなので」

迎えた発売日。店頭には、松井さんの姿が。

松井茜人さん
「本当に、なんとかここまで来てよかったなと思いますね。でも、これからだなと思います」

「サイバー攻撃」による未曾有の事態。社長はいま、こう振り返ります。

アサヒビール 松山一雄社長
「最初の2か月間はちょっと辛かったですけれども、復旧復興を果たした後に、元に戻すんじゃなくて、もっと強い良い会社になるために、何ができるのかをみんなで考えてきた」