今回の地震について専門家は「梅雨の時期や離島ならではの注意点がある」と話し警戒を呼びかけます。

(京都大学・西村卓也教授)「奄美諸島や沖縄の南西諸島の下にプレートが沈み込むところだが、この海と陸のプレートの境界付近で起こった地震と考えられる」

地殻変動が専門の京都大学・西村卓也教授です。今回の地震はプレートがぶつかり合って縦方向にずれる「逆断層型」とみています。震源地に近い沖永良部島よりも遠い与論島のほうが震度が大きかったのは“地盤の強さの違い″ではないかと指摘します。

(京都大学 西村卓也教授)「震源に近いところの方が一般的には震度が大きくなりやすいが、その場所の地盤の状況によって震度は変わるので、同じような距離でも地盤の良し悪しで震度階級で2階級ぐらい違う場合はよくある」

21日午前10時11分ごろ震源からおよそ230キロ離れたトカラ列島近海で地震があり悪石島で震度3を観測。気象台は「きのうの地震とは関連性はない」としています。

一方で西村教授は「大きな地震のあとは周辺で地震が続くこともある」とした上で、「梅雨の時期や離島ならではの注意点がある」と指摘します。

(京都大学 西村卓也教授)「地滑りやがけ崩れは、事前に雨が降り崩れやすい状況だと、最後のひと押しで大きく揺れたときに崩れることがあるので、普段の時期に比べると、より強い揺れに警戒が必要。自分の住んでいる地域が津波に襲われる可能性がある場所なのか、海からの距離や標高をハザードマップなどで確認して、揺れたときにどう逃げればいいのかを平常時にちゃんと確認しておくことが必要」

与論町にもがけ崩れが起きやすい場所があるということですので、十分に気をつけてください。ここまで地震についてお伝えしました。