■「あまちゃん」春子役で感じた“役との共通点”

17歳でデビューし、これまで出演作は80作品以上、そのうち25作品で主演を務めるトップ女優へと成長した有村。お茶の間にその存在を知らしめた朝ドラ「あまちゃん」(2013年)では、オーディションを経て小泉今日子演じる春子の少女時代にキャスティングされた。インタビューではその抜擢理由について、「プロデューサーの方から『笑った時のあごのラインが小泉今日子さんに似ている』と言われ、役をいただいて」と裏話を明かした。

だが、そこに至るまでには、演技の難しさとオーディションの壁の厚さ、そして内気な自身の性格と向き合う下積み時代があった。

有村はインタビューの中で、「オーディションに行っても印象に残らずに落ちることがたくさんありました」と回想。アイドル歌手を目指していた春子という役を演じた当時について、「自分も『あまちゃん』までにいろんなオーディションに落ちて悔しい思いをしてきた。春子も同じ境遇の役だったので、妙に感情がリンクした部分がありました」と打ち明けた。