「檻の付いた部屋」での絶望と、偏見への気づき
山田さんは社会福祉士、介護支援専門員、精神保健福祉士の資格を持ち、ソーシャルワーカーとして15年にわたり福祉の現場に携わってきました。

しかし、39歳のとき双極性障害を患い、山田さん自身が「世界中から見られている」と思い込み、医療保護入院を経験。「檻の付いた部屋で、しばらく隔離されていました」と振り返ります。
治療薬を処方され、頭も体も動かない日々が続きました。心も体も追い詰められ、「社会復帰などできないと思っていた」と語ります。
この経験が、山田さんに大きな気づきをもたらしました。かつての自分が障害者に対し、「自分とは別の人、特別な人、保護が必要な人」という偏見の目を向けていた事実に、初めて気づかされました。














