理屈では説明できない"海に惹かれる思い"をかたちに

まるでビーチを閉じ込めたかのようなテーブル。

海のきらめきや、透明感、奥行きをも感じさせます。

濵村さんが作品制作に用いるのは、樹脂「レジン」です。
ガラスや透明のアクリル板の上にレジンを流し込み、固めて作ります。

現代アーティスト・濵村裕二さん:
「透明な水があって、下に真っ白な砂浜があって、太陽があって、あとはこの表面がちょっと波立ってるんです。これがレンズになって、下に映り込んだのがきれい。潜っていてこういうのが一番きれいで、あ、これ作りたいなと思ったのが最初です」

波打ち際の「砂」は本物の砂を使っていますが、普通の砂ではありません。

濵村さん:
「砂ってレジンが染みると黒くなっちゃうんですよ。僕が使っているのは全部サンゴ砂です」

サンゴの死骸が砕けてできた白い「サンゴ砂」の中から、レジンをかけても黒くなりにくいものを厳選。さらに漂白して使うなど材料にもこだわっています。