老朽化した擁壁『全国に200万か所以上』推計 豪雨で危険性増す

(東京理科大 高橋教授)「日本は高度経済成長期の頃は元気で、1960年代、80年代前半ぐらいまで、みんな持ち家をけっこう建てた。母数が多かった何百万戸(の擁壁)が寿命を迎えてきている。コンクリートの寿命は50年を超えるのはきついぐらい、30~40年たったものは本当は(擁壁の)コンクリートの寿命が終わっているぐらいのものが多い」

 東京理科大学の高橋教授の推計では、老朽化した擁壁は全国に200万か所以上、近年は、頻発する豪雨によって、危険性が増しているといいます。

 短時間の大雨で排水能力を超える水が地中に溜まると、擁壁に強い水圧がかかりひび割れや崩落につながるのです。

深刻なトラブル事案も

擁壁崩落をめぐっては、深刻なトラブルも起こっています。

「夢にも思いませんでした。まさかこんなことになるとは……」