変わり始めた舞台 “トトロ”が示す可能性
音楽家の久石譲さんがエグゼクティブ・プロデューサーとして舞台化を発案し、日本テレビとRSCが共同制作した舞台版『となりのトトロ』では、パペットを黒子(劇中では「風子」と表記)たちが操り、トトロをはじめその世界のキャラクターたちに命を吹き込んでいる。さらに、シンガーソングライターの二宮愛(にのみや・あい)さんによる幻想的な歌唱もあり、日本語の歌詞で歌われる場面も多く、日本人でも楽しめる作品になっている。
同作で共演している二宮さんはロンドンでの田渕さんの活躍に驚いたという。
「正直イギリスでどれだけ日本人が活躍してるとか、そういう内容が全然分かってなかったんですけど、2022年に初めてロンドンに来た時に、ロンドン国内でちゃんと日本人としてこれだけ活動の場を広げてる人間がいるんだなっていうのにすごくびっくりして」
2026年3月までの4年間、サツキ役で田渕さんと親子を演じてきたエイミ・オクムラ・ジョーンズさんは、田渕さんの人柄を絶賛する。
「2022年の初演の頃、田渕さんは緊張していたけど今はリラックスしてやっている。この間も、間違えて自分の私物の眼鏡をつけて舞台に出ちゃうぐらいで。そういうところも含めて素晴らしい方です」














