繰り返される悲劇と見え隠れする問題点
そんな中で、九州では2009年7月に、柳ケ浦高校の野球部副部長が運転するマイクロバスが大分県日出町の大分自動車道で横転して、部員1人が亡くなりました。2011年には、大分県立森高校の野球部員が乗り、保護者が運転するマイクロバスが事故を起こし、監督が亡くなり部員ら6人が重軽傷を負いました。
それで今回の事故ですが、運転手の個人的な問題がいろいろと報道されていますが、まだ全容が解明されていない中で分かっていることは、貸し切りバスではなくレンタカーが使われ、運転していたのはプロのドライバーでなかったことです。学校側とバス会社側の主張がすれ違っていて、費用を抑える意図があったかなどは分かりませんが、少なくとも、学校側は現場に任せていて、結果として安全面で問題があったことは確かです。
私は、遠征はとても貴重な経験だと思いますし、バスで遠征できるチームをうらやましくも思っていたのですが、それを規制する動きは早くも出ているようです。静岡県富士市は事故前の2018年から、中学校の部活で「県外遠征は基本的に認めない」という方針をガイドラインに明記しています。
また、電車やバスといった公共交通機関では行けないような遠征は禁止とか、プロが運転しない乗り物での遠征は認めないというような動きも一部で出ているようです。














