そもそも「がん免疫療法」とは?

がんの治療といえば、手術・抗がん剤・放射線が3本柱として知られています。それに加えて近年、広く使われるようになったのが「免疫チェックポイント阻害薬(ICI)」と呼ばれる薬です。

私たちの体には、自分自身の免疫が過剰に働きすぎないよう「ブレーキ」をかける仕組みが備わっています。

ICIは、このブレーキを意図的に外すことで、患者自身の免疫細胞ががん細胞を攻撃しやすくする薬です。

代表的なものが「抗PD-1抗体」で、2018年にノーベル賞を受賞した研究をきっかけに一躍注目を集めました。肺がんをはじめ、さまざまながん種の治療で世界中で広く使われています。