ピークを迎えた大企業の決算発表。これまで7割の社が増益と好決算が相次いでいます。一方で、中東情勢を受けて、「先行き」は不透明感に覆われています。
記者
「企業の担当者が今、決算資料を投函しています」
多くの大企業が決算を発表する「決算集中日」のきょう。その業績は…
住友化学 水戸信彰 社長
「(2025年の決算は)非常に堅調な結果を出せたと考えている」
データセンターの需要増加などを背景に、AI・半導体関連会社の利益が伸びたほか、株高で証券会社が、そして、金利上昇で銀行が好調。全体では、およそ7割の企業が増益です。日経平均株価はきょうも、一時、取引時間中の最高値を更新しました。
ただ、今後に目を向けると、“順風満帆”とはいかないようです。
明治HD 松田克也 社長
「中東情勢の影響によるコスト上昇を特に警戒している」
背景にあるのは、依然、混乱が続く中東情勢。先ほどの住友化学は、ナフサの価格や供給が不安定なことなどから、今年度の業績予想におよそ100億円分のリスクを織り込みました。
住友化学 水戸信彰 社長
「年内1年ぐらい、もうずっとこの状態が続くと、100億円で済むのか、そこはまだ読み切れていない」
今年度の業績予想について、およそ4割の企業が「減益」、または「未定」というのが実情。日本企業は、模索の日々が続きそうです。
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