新型コロナとインフルエンザの同時流行も懸念される中、宮崎市は、6日、臨時の会見を開き、新型コロナの感染防止対策の徹底を呼びかけました。

(宮崎市 清山知憲市長)
「感染者が急増している今の時期は、特に感染させないような取り組みをそれぞれ市民の皆さんにお願いをしているところ」

宮崎市によりますと、6日発表された市内の新規感染者数は1803人と過去最多となりました。
また、感染の急拡大に伴い、救急医療の現場に深刻な影響が出ています。

救急隊から医療機関に対する問い合わせが4回以上で、現場での滞在時間が30分以上の「救急搬送困難事案」。
宮崎市消防局管内では、先月、過去最多となる128件にまで急増しています。

(宮崎市 清山知憲市長)
「解熱薬や咳止め、市販の薬で結構ですので常備薬とさらに検査キットをできれば持っておく」

また、宮崎市は、今月9日の成人の日を前に「発熱などの症状がなくても、体調に異変があれば、成人式への出席や会食を控えてほしい」と呼びかけています。