■千葉さんはリーダー的存在です!

そんな中で出会ったのが、ジーバーフードでした。


千葉美津子さん:
「夢中になっていると、そのこと(病気のこと)が忘れられるし。ジーバーフードはメンタルの栄養もあるし、体力の栄養もあるし、私的には嬉しいことばかり」


パワフルな千葉さんは、今では他のメンバーたちのリーダー的存在です。

ほかのおばあちゃん:
「明るい人、リーダーシップの取れる人。大好きです!」
千葉美津子さん:
「ありがとう!」

千葉さん、きょうは煮物の担当です。頼りにするのは、長年の経験と自分の舌。

千葉美津子さん:
「味見します。人参に味が染みて美味しい。塩加減、醤油加減がちょうどいい」


一方で、新しい発見もあるといいます

ジーバーFOOD事業責任者 三木俊輝さん:
「指を痛めるから、包丁の根元で切ったほうがいい。どうですか?」
千葉美津子さん:
「ほんとだ!うふふ」


この日はおよそ10人で、3時間かけて12品のおかずを作り上げました。野菜や魚が中心の健康的な献立です。


ジーバーフードの永野社長、この事業がシニア人材と働く世代との間に良いサイクルをもたらすのではと考えています。

ジーバーFOODを運営するユカリエ 永野健太社長:
「企業で働いている若い人たちの食生活が、すごく不健康だというデータがある。とくにおばあちゃんは、何十年と家庭料理を手作りでやっている家庭料理のプロなので、おばあちゃんたちの得意分野と働く人たちが抱えている悩みをかけ合わせるとウィンウィンになる」

弁当はインターネットから注文が可能で、値段は1500円。

この日、千葉さんはお弁当を注文した信用金庫に届けました。