年の瀬を迎え、丸森町の直売所には江戸時代から地域に伝わる仙台門松が設置されました。

丸森町大内にある農産物などの直売所「いきいき交流センター大内」では28日、地元の有志5人が高さおよそ4メートル、幅およそ3メートルの仙台門松を設置しました。

江戸時代に仙台藩で飾られていた仙台門松は2本の栗の木を柱にクヌギやマツ、笹竹を立てて門のような形にするのが特徴で、しめ縄の中央には「ケンダイ」と呼ばれるしめ飾りを添えます。

いきいき交流センター大内・矢吹純一代表理事:「今年一年、多くのお客様に利用していただきましたので、感謝の気持ちを込めて立てました」

この直売所では商売繁盛や無病息災などを願い毎年、仙台門松を設置していて年明けの1月14日まで飾るということです。