長崎県は6日、3シーズンぶりに『インフルエンザ流行期』に入ったと発表しました。また、6日発表された新型コロナウイルス新規感染者は3,615人でした。
※ 長崎県は6日 午後6時に2022年12月6日から2023年1月5日までの間に『医療機関からの報告』の集計漏れがあったと発表し、感染者数を訂正しました。

長崎県によりますと、先月26日から今月1日までに県内70の医療機関で78人がインフルエンザと診断されました。

1医療機関当たり『1.11人』で、“流行開始の目安”となる『1人』を上回ったことから、県は6日、『インフルエンザの流行期入り』を発表しました。
インフルエンザの流行期入りは3シーズンぶりでコロナ禍では初めてです。

一方、県内では6日新たに3,615人の新型コロナウイルス感染者と5人の死亡が発表されました。
5日現在の病床使用率は51.7%と、感染段階レベル『3』の水準となっています。

新規感染者数が3,000人を超えるのは2日連続で、新たなクラスターが長崎市の医療機関と高齢者福祉施設合わせて5カ所で確認されました。

県は、今後、インフルエンザと新型コロナの“同時流行”も懸念されるとして、基本的な感染対策の徹底に加えて『コロナ抗原検査キット』や『解熱鎮痛薬』の事前購入を呼びかけています。