5月3日は憲法記念日。憲法をめぐっては4月、自民党大会での高市総理の踏み込んだ発言が注目されています。「時が来た」とはどういうことなのでしょうか。

改憲の「時は来た」? 自民党“党是”のこれまで

高市早苗総理大臣(4月12日)
「時は来ました。憲法改正とっても大切。私たちの党是、何とか進めましょう」

ついに憲法改正の時が来たと訴えた高市総理。改憲を巡っては、これまでもいくつもの政権が紆余曲折を重ねてきました

1947年に施行された日本国憲法。当時、日本はGHQの占領下にあり、その草案をもとに制定されました。

この憲法を“押しつけ”だとして、自主憲法制定を「党是」に掲げたのが、1955年に結党した自民党です。

鳩山一郎総理大臣(1956年当時)
「独立が完全でなく、占領時代に押しつけられた憲法は、日本の総意によってできあがった憲法と言うことはできません」

最大の焦点となったのが、「戦力を持たない」とする9条の見直し。これに反対してきたのが社会党などの「護憲派」です。

社会党 浅沼稲次郎委員長(1957年当時)
「『陸海空、および一切の戦力はこれを保有しない』。これを守るのが岸総理の任務じゃないか」