■コロナ後遺症の一番の負担は… 社会の理解が進むことを願って
●男性はコロナそのものは軽症
39度近い熱が1日出ただけ「インフルエンザにかかったほうがよっぽどひどい」
(喉が少し痛くて鼻水が出て味覚、嗅覚に少し障害はあったそう)
その後、家族も陽性に「1か月はまともな生活が送れなかった」
●約半年後
仕事が手につかない。子どもが騒ぐことにイライラ。ヘッドホンをしないと落ち着かない。人ごみでかきむしる。頭を壁にガンガンぶつける…身の回りに感染者が出たことが引き金。コロナ後遺症として治療中。
●一番の負担は精神面
味覚、嗅覚の障害は生活に困らないほどに回復したが、もとどおりかというとわからない。また顕著な脱毛や眠れなくなるなどの症状があった。あまり深刻にとらえないようにして、できる限りの感染予防、仕事をして、家族と一緒に普段通りの生活をして一日も早い卒業を目指す。