■コロナ後遺症は倦怠感、疲れやすい 専門医も警鐘

(コロナ後遺症で治療中の男性)
「一番はメンタルだと思います。大変な思いをしたので。かかったときの症状みたいなものはほぼない。ただ眠れないのは今でもやっぱり眠れなくて。薬をもらって何とか生活しているんですけど」

オミクロン株が猛威をふるった新型コロナの第6波。そのピークから少し遅れて、いま、こんな症状を病院で訴える人が増えています。

(岡山大学病院 大塚 文男 副病院長)
「倦怠感、疲れやすいとかさまざまな症状が出てきて。女性がだいだい60%くらい、男性が40%くらいなんですけれども、40代が一番多いですね、40代が一番多くて次が50代、そして30代という形で比較的若い方が多いですね。4月の終わり、5月、これからさらに後遺症が増えてくる可能性がある」

専門医が警鐘を鳴らす、「新型コロナ」の後遺症です。私たちのまわりにも忍び寄る新型コロナウイルス。陽性となった人が、コロナそのものから回復したあとも体調不良が続く、いわゆる「後遺症」に悩むケースが増えています。

■コロナ・アフターケア外来で治療中の男性は…

治療中の男性が、後遺症への理解が進めばと、取材に応じてくれました。岡山県に住む30代の男性です。この日、岡山大学病院のコロナ・アフターケア外来で診察を受けました。

(医師と男性のやりとり)「汗かきはどうですか?」「まあまあ暑いですね。きょうは」

男性が初めてこの外来を受診したのは、昨年の夏。新型コロナにかかって半年以上たったころでした。今も月に1回の通院を続けています。

全国に先駆けて開設された専門外来



(男性)
「最初に来たときは、本当にわらにもすがる気持ちで来たので。やっぱり最初に先生にお会いしたときはいろいろ普通じゃないことがいっぱいおきていて。それがお薬で眠れることによってとか。いろんなお薬をいただいたことで通常の生活が送れるようになっていますから」

医師は、男性の話にじっくりと耳を傾けます。複数の診療科と連携し、治療の方針を検討します。

倦怠感、嗅覚障害など人によってさまざまな症状がある



(岡山大学病院 大塚 文男 副病院長)
「お仕事にいって、フルスペックで働きたいと思うんですけど、そのへん無理しないようにしていますか?」

(男性)
「いつも通りできるようにしないといけないと思っているので、頑張ってしようとは心がけています」