鹿児島県北薩地域振興局が発注した港の工事の入札を巡る官製談合事件です。設計金額を業者側に漏らしたとして、官製談合防止法違反の罪で略式命令を受けた男性職員を、県はきょう4月27日付けで懲戒免職処分としました。

「大変申し訳ありませんでした」
懲戒免職となったのは、県大隅地域振興局に勤めていた柏木隆慶 元技術主幹(60)です。

県などによりますと、この職員は北薩地域振興局に勤務していた2021年8月、長島町の薄井漁港の整備工事を巡る一般競争入札で、長崎の造船会社に落札させるために事前に設計金額を漏らし、落札させたとされています。
先月、官製談合防止法違反などの罪で、罰金80万円の略式命令を受けました。
また、職員は2023年1月にも酒気帯び運転で停職6か月の懲戒処分を受けていて、県は今回の談合事件と合わせ、きょう4月27日付けで懲戒免職としました。
このほか、当時の上司だった50代の男性職員についても、管理監督責任を問い、戒告の処分としました。
県は今後、職員を対象に入札業務で法令違反がないかなどを調査することにしています。














