全国で地方銀行の再編が進む中、福井銀行と福邦銀行の合併が27日、正式に認可されました。

5月2日に「福井銀行」として新たなスタートを切ります。

両行は経営基盤の強化と業務の効率化を図るため、2024年、福井銀行を親会社、福邦銀行を子会社とする形で経営統合し、同じ建物で複数の支店を営業するなど準備を進めていました。

27日、北陸財務局で原井英一局長から、両行の頭取に合併認可書が交付されました。

5月2日、正式に「福井銀行」として新たなスタートを切り、「福邦銀行」の商号は長年の歴史に幕を閉じることになります。

◇福井銀行・長谷川英一頭取…「合併は単なる手段であって、目的ではない。これから地域から合併して良かったねと言ってもらえるように、努力していきたい」

◇福邦銀行・湯浅徹頭取…「83年の歴史がある銀行ですから、なくなるというのは万感胸に迫るものがある。福井銀行とタッグを組んで、新しいことに挑戦する」

地銀の再編をめぐっては2025年、長野県の2つの銀行が合併したほか、石川県内の金融機関では2020年に「はくさん信用金庫」が合併によって誕生しています。

福井銀行と福邦銀行の合併について、北陸財務局の原井英一局長は「合併後の福井銀行が経営基盤の強化を図りつつ、持続可能なビジネスモデルを確立することにより、地域金融力を十分に発揮し、利用者ニーズに応じた金融サービスの提供を行うとともに、地域企業への円滑な資金供給や企業価値向上を通じて、地域経済の発展に一層貢献することを期待する」とコメントしています。