先月、大阪で開かれた全日本フィギュアスケート選手権で2位に輝いた愛媛県松山市出身の島田高志郎選手が5日、愛媛県庁を訪れ、中村知事に自身初の快挙を報告しました。

 紺色のスーツ姿で登場した松山市出身の島田高志郎選手21歳。母親の早苗さんらと共に中村知事を訪問しました。

 そして、先月の全日本フィギュアスケート選手権では「自分の演技に集中できた」と振り返った上で、優勝した宇野昌磨選手に次ぐ2位となり自身初の表彰台に上った喜びを報告しました。
 これに対し中村知事は、島田選手の成長ぶりに目を細めながら「ひとつ壁を破ったからここから先が楽しみですね」とさらに期待を膨らませていました。

(島田高志郎選手)
「こうやって温かく見守って、迎えてくださったことに本当に嬉しく思います。本当に応援が力になっているので、これからもその力を自分のパワーの源として力に変えて頑張って行きたいと思います」

 ジュニア時代の2017年からスイスを拠点にスケート漬けの日々を送る島田選手。日本のトップ選手となった今シーズンは、来月アメリカで開かれる4大陸選手権に出場予定で、さらなる飛躍が期待されています。

(島田高志郎選手)
「今年は四大陸選手権が控えているので、また一味違った気持ちで年越しをして、また新たなスタートだと思って四大陸選手権、最高のコンディションを持っていけるように調整していきたいと思っています」