議長「NPTは唯一の希望」

今回の会議で議長を務めるのは、ベトナムのドー・フン・ビエット国連大使です。21日、開幕を前に一部のメディアを招いて会見を行いました。

ビエット大使は今回の会議を「これまでで最も困難な時期に開催される」と指摘しました。

ロシアによるウクライナへの侵攻は続いています。今年2月にはアメリカとロシア間の核軍縮条約「新START」が失効。アメリカとイスラエルは「核開発の阻止」としてイランへの攻撃に踏み切りました。

現在の情勢を「事実上、軍備管理協定が存在しなくなった」として「NPTが我々にとって唯一の希望だ」と述べました。

一方で、今回も合意文書が採択できなければ「NPT体制の信頼性に深刻な打撃を与え、国際社会の集団安全保障を脅かす」と危機感を示しています。