食料品の価格高騰は、いつまで続くのでしょうか。きょう発表された2025年度平均の全国の消費者物価指数は、前の年度と比べ▼コメ類は48.9%も上昇。▼コーヒー豆は47.0%、▼たまねぎは24.1%、▼鶏卵は12.9%上昇しています。
炊き立てのご飯に新鮮な卵。今、卵かけご飯に「物価高」の波が来ています。
ぷりぷりのエビに大ぶりのホタテ、ヒレカツが乗ったミックスフライ定食。
「よその店と比べたら、倍くらいボリュームがある」
「こういう雰囲気、昔ながらがいい」
創業70年以上の老舗の食堂は、きょうもランチを求め大賑わい。しかし、ここでも食材の価格高騰が経営の大きな負担になっています。
動坂食堂 根本和明さん
「お肉も、卵も、お魚も、パン粉も、実際上がってきているので、使うもの全て(の価格)が上がってきている」
きょう発表された2025年度の消費者物価指数。前の年度と比べ2.7%のプラスとなり、4年連続で政府・日銀が目標とする2%を超え、物価が上がっています。
特に上がっているのが、卵かけご飯につかうコメ類。48.9%と統計開始以来、最大の伸び率をつけました。また、▼鶏卵は12.9%上がりました。▼鶏肉は7.9%、▼コーヒー豆も47.0%の上昇です。
押し寄せるコスト増に、こちらの店では対策も。去年から、茨城県で自らコメの生産を始め、店で提供するコメは全て自前の「コシヒカリ」。
動坂食堂 根本和明さん
「コメの値上がりが著しかったので、思い切って今、自分でコメを茨城で作っています。自分で作った方が安いので」
ただ、こうした取り組みで値上げを避けてきたものの、限界に近いといいます。
動坂食堂 根本和明さん
「全体的にメニューの値段をあげないと、やっぱりお店も厳しくなってくる」
イラン情勢の悪化によって、世界的に植物油の価格も値上がりしています。
今後も値上げが続く見通しの中、“安くておいしい”という当たり前が、今、岐路に立たされています。
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