大量の産廃不法投棄に立ち向かった

小さな島に押し付けられた大量の産廃。不法投棄は業者が摘発される1990年まで続きました。許可を出したのは香川県でした。

(豊島の住民)
「カニも何も食べられへん、それでもみんな我慢しとるんですわ。香川県の県知事さんにちいと意見してください」

漁業を生業としていた安岐さん。産廃の撤去を求める住民運動の中心的な役割を担いました。

2000年、県が責任を認め謝罪し、原状回復を約束した公害調停が成立。しかしながら、91万トンを超える廃棄物が島から撤去されるのには19年の歳月を要しました。

ともに闘った中坊公平弁護士の遺影を抱き、トラックを見届ける安岐さんの姿が印象的でした。

(安岐正三さん)
「まだこれから長いですけど、最後まで、最後の最後までやっていく」