アメリカで注目!ブルーカラー=肉体労働が人気の理由

「ブルーカラー」とは、建設、運送、製造など、現場作業が中心の仕事を示した言葉。逆に、事務やシステムエンジニアなど、オフィスが中心の仕事は「ホワイトカラー」と呼ばれています。

米・マサチューセッツ州に住むエイダンさん(21)
「手を使って何かを作るのが好きです。『これ自分が作ったんだ』と思える瞬間がある」

エイダンさんは、ヨットなどの補修を営む会社で溶接などの仕事を担当しています。
この仕事に就いたのは3年前。実は大学に合格していましたが、入学の2週間前に進路を変えました。
エイダンさん(21)
「金融を専攻するつもりだったが、『ちょっと待てよ』と。金融なんてAIに奪われる。断言するが10年以内に金融の仕事の9割はAIに取って代わられるはず」
アメリカの若者の間では、技能職など「ブルーカラー」の仕事が人気となっています。
エイダンさんが勤める40人あまりの職場にも、ひと月で3人の若者が加わったそうです。

エイダンさんの上司 ジェフさん
「現場仕事の需要は山ほどあって、人手は全く足りていない」
エイダンさん(21)
「これからもずっと100%この仕事をしたいと思っている。でも同時に、スキルさえあれば自分の好きな場所へ行ける。どこだって仕事ができる。大学に行くことと比べて、『スキルを持つこと』の一番の魅力はそこ」
AIによる代替が難しいと言われる「ブルーカラー」の仕事。人手不足も相まって、「現場労働」や「技能労働」の価値が再評価されています。
アメリカの経済紙・フォーブスによると、エレベーター・エスカレーターの技術者の年収の中央値は約1640万円(日本円に換算)、送電線の設置・修理業者は約1420万円となっています。

こうした現象を比喩した「ブルーカラービリオネア(億万長者)」という言葉も生まれました。














