自転車の交通違反に反則金を課す、いわゆる“青切符”制度が導入されてから3週間。
警察の取り締まりを装ってお金をだまし取る、詐欺の被害が全国で相次いでいます。
青切符詐欺から身を守るための注意点、さらに「これは違反になるの?」など青切符に関するギモンについて、道路交通法に詳しい弁護士の本田聡さんが解説します。
“青切符”かたる詐欺相次ぐ

◆4月13日 栃木県小山市
午前8時ごろ、自転車に乗っていた43歳の男性が、白いセダンに乗った40代ぐらいの男2人に声をかけられました。
男らは私服姿で警察官を名乗り、「信号無視の罰金、1万5000円を今払わないと捕まる」と話し、現金1万5000円をだまし取りました。
男2人は青切符によく似た紙と反則金の納付書のようなものを43歳の男性に渡して立ち去りました。

◆4月14日 鹿児島県日置市
朝、自転車で登校中の男子高校生が、警察官を名乗る20代後半とみられる男2人に現金6000円をだまし取られました。
交差点を右折した男子高校生を男2人が追いかけ、「手信号していないから違反。今反則金を払った方がいい」と話しました。
青切符ではなく、氏名・電話番号・住所の記入欄がある白い紙を渡し男子高校生に書かせた後、現金6000円をだまし取り、立ち去りました。
◆4月17日 名古屋市名東区
70代男性が自転車に乗っていたところ、警察官を名乗る男2人に声をかけられ「手信号をしないのは違反。この場で違反金を支払わないといけない。警察官2名だから、2万5千円ずつ支払え」などと言われ、反則金名目で現金5万円をだまし取られました。
道路交通法に詳しい弁護士の本田聡氏は、
詳しく知らない人も多い交通ルール「手信号による合図」を利用するなど、反則金の納付方法が十分に周知されていないことを狙っているのではないかと指摘しています。














